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野球狂の詩4

なんと、私の所属する少年野球チームに、当時30歳であった元プロ野球の巨人の桑田真澄選手が、顔を出した。
サングラスをかけていたのは、鮮明に、覚えている。
私は、桑田真澄と握手をした。
そこで、私は、桑田真澄に、1つの質問を投げ掛けた。

「松井選手は、知っていますか?」

そこで、桑田真澄は、答えた。

「うん。知ってるよ。」

まあ、当時、桑田真澄は、巨人の選手なので、松井秀喜を知ってるのは、当たり前だろと、回りから突っ込み入れられたり、お前、桑田真澄をバカに、してるだろうと、多くの人からバッシングを受けたものだが、私自身、桑田真澄をバカに、したつもりは、一切なく、むしろ、逆に、巨人ファンの私に、とって、彼に、出会えたのは、感動ものであった。

それでは、何故、あんな、質問をしたのかと、問われれば、おそらく、興奮して、何を質問したらよいか、分からず、思わず、言葉を発したか、あなたは、本当に桑田真澄なのか?と、確認のため、ああいう質問をしたか、おそらく、その時に、
とっさに、心が動き脳が動いたと思われます。

そんな、私のくだらない質問でも、サングラスかけてたから表情は、分かりませんが、おそらく、笑顔で、真剣に、答えて下さったと思います。
そんな、器の大きい桑田真澄選手、今でも、感謝しています。

そして、私の少年野球チームの練習が、始まりました。
レギュラーの練習だったため、レギュラーじゃない私は、一人ポツンと大きな木の下で、その練習の光景を観ていました。

そこへ、ベンチに、座っていた桑田真澄が、立ち上がり、「僕も、練習に参加していいですか?」と、監督に、許可をもらい、私の野球チームの練習に、参加しました。
しかし、桑田真澄選手は、手ぶらです。
グローブは、ありません。
いくら、少年野球チームの練習に、参加と言えど、ケガ復帰1年目の桑田真澄選手に、とって、手ぶらで、野球は、危険です。
なので、桑田真澄選手は、監督に、「グローブが、ないんですけど、貸してくれませんか?」

「貸せる予備のグローブが、ないので、テキトーに、その辺のグローブ使っていいですよ。」

「分かりました。」

そして、なんと、桑田真澄選手は、目の前に、あった私のグローブをサッととり、グラウンドへ、駆けて行きました。

つづく