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野球狂の詩5

桑田真澄選手は、私のグローブを手にはめ、グラウンドへ、駆けて行きました。
当時の私にとって、あの桑田真澄が、私のグローブを使ったという事自体、そのものが、嬉しかったです。

グラウンドには、20個ぐらい他の子供のグローブが、落ちていたのに、何故、桑田真澄は、私のグローブを使ったのであろうか?

1つ考えられるのは、当時、桑田真澄選手が、使っていたグローブのメーカーは、WPというメーカーである。
私の使っていたグローブは、ウイルソンというメーカーである。
メーカーは、2つとも全く違いますが、見た目は、似ています。
2つとも、グローブの表面に、゛W゛という文字が、書かれてあり、一見、見た目だけだと同じメーカーと間違われても、おかしくありません。
実際、桑田真澄選手が、使っているWPというグローブのメーカーは、かなり高価なものであり、今なら安くとも3万は、すると思われます。
本人は、プロですから、10万くらい、いや、それ以上のグローブを使っていると思います。
見た目が、似ているグローブなので、おそらく、桑田真澄選手は、私のグローブを手にしたのでは、なかろうかと思います。
しかし、これは、桑田真澄選手に、直接会わなければ、分かりません。

そして、桑田真澄選手は、ノックされたボールを受けとり、1塁の猪君ににめがけ、暴投をしてしまいました。




そして、マイナーチームの守備の練習が、始まり、私は、グラウンドへ、思い足を運ばなければ、なりません。
しかし、グローブは、桑田真澄選手が、使っています。
私は、桑田真澄選手のもとへ、行き、「それ、僕のグローブなんですけど、返してもらえませんか」と、話しました。

「君のグローブだったのか。いいよ。」
と、桑田真澄選手が、答え、グローブを返してもらいました。

つづく